バナナでやる気が起きる理由について

バナナでやる気が起きる理由とは?

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バナナを食べるとやる気が出るという人もいます。果物はたくさんあるのになぜ特にバナナ?と疑問に感じる人もいるかもしれません。その成分を分析してみると、やる気につながる重要な成分が含まれていることがわかりました。なぜバナナとやる気がつながるのか、考えてみたいと思います。

バナナに含まれるトリプトファンとセロトニン


バナナには「トリプトファン」というアミノ酸が多く含まれています。このトリプトファンは、脳内神経伝達物質である「セロトニン」の原料となる物質で、これがないとセロトニンは合成されません。しかも、トリプトファンは人間の体内で作ることができない「必須アミノ酸」と呼ばれるもので、食べ物や飲み物として体内に摂取するしかないものなのです。

セロトニンが増加することによって、人間のやる気は生まれます(逆に減少すると、やる気がなくなるだけではなくうつ病などの原因にもなります)。従って、バナナを食べることで脳内でのセロトニンの生成を促すことができ、やる気につながるのです。

ビタミンB6も重要な要素


トリプトファンを原料にセロトニンが合成されるわけですが、トリプトファン単体としてセロトニンに生まれ変わるのは難しく、その媒介となる「接着剤」が必要になります。それが、ビタミンB6です。ビタミンB6を一緒に摂取することによって、セロトニンが合成されやすくなります。

ビタミンB6は人間の体内でも合成することができ、また、ほかの野菜や果物にも多く含まれていますが、バナナにも豊富に含まれています。つまり、バナナを食べれば、やる気の原料であるトリプトファンと接着剤であるビタミンB6の両方を一気に摂取することができるのです。

ですので、非常に効率がいいわけです。バナナは消化もよく、食物繊維も豊富で体にやさしい食べ物です。従って、体が弱っているときなどでも食べられますし、マラソンの給水地点でスポーツドリンクと一緒にバナナを食べるシーンがあるのも、そういう理由もあるのです(形が食べやすいというのもありますが)。

昔、「病気になったらバナナを食べられる」といわれていたのは、バナナが高価な果物であったという意味だけではなく、やる気を出して病気を回復させられるという根拠に基づいたものだったのだなぁと、感心させられます。


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