やる気がでない人と精神科の受診について

やる気がでないと人は精神科を受診すべき?

このエントリーをはてなブックマークに追加

やる気が出ないことは、必ずしも心身が不調であるというわけではなく、無理に負担をかけないようにする人間が本来持った機能でもあります。一時的なやる気のなさは、この作用によるものだとも考えられるため、無理やりやる気を出すような行動をとらずに、必要性がないのであれば、感情に従ってゆっくりリラックスするのも1つの方法です。しかし、あまり長期にわたってやる気が出ないのであれば、何らかの脳内の神経伝達物質の異常を疑う必要があります。精神科を受診するのも1つの方法ですが、センシティブな問題でもあるので段階を踏んで考えていきましょう。

精神科を受診するまでにできそうなこと


やる気のなさが、うつ病などの精神疾患によるものであった場合、精神科に通院し、医師による診察の下、投薬治療が必要になります。自分の力で治そうと思っていても、初期対応を誤れば症状は悪化し、より深刻な事態になります。

スポンサーリンク


一方で、「精神科に通う」という行為自体のネガティブなイメージも理解できます。昔からの悪いイメージのほか、精神科通院歴があると保険への加入などができなくなる場合があります。また、会社にばれることはありませんが、加入健康保険には当然通知が行きます。このようなハードルをどうとらえるかだと思いますが、職場に「心の相談室」や「EAP」といったメンタルヘルスの相談機関がある場合、まずそこに相談してみるのも1つの方法です。カウンセラーや登録精神科医の判断で、通院が必要だとわかれば、それに従って通院をするべきです。精神科までにワンクッションあれば、心の余裕も変わってくると思います。

精神科自体のイメージは改善している


精神科といえば、閉鎖病棟に隔離されて、手を縛られて・・・というイメージがありますが、最近の精神科は、普通のカウンセリングルームと変わらないようなきれいな作りで、相談しやすい環境が整えられています。また、「精神科」という名称ではなく「心療内科」や「メンタルクリニック」といった名称で受診のハードルを下げているところもあります。そうした意味では、精神科が持つイメージも改善していますし、実際の治療内容は変わりませんので安心してください。ただ、「精神科専門医」のいない「心療内科」などは、実際は内科ですので、抗うつ薬などの処方ができません。結局、そこでは治療ができないので、専門医のいる病院を紹介してもらうことになります。

最終的には精神科を受診するリスクとしないリスクを天秤にかけることになりますが、実際に精神疾患だった場合は後者のリスクがはるかに大きく、取り返しのつかないことになってしまいます。そうならないためにも、受診をすることをお勧めします。ただし、「薬漬け」にならない判断は必要だと考えます。


スポンサーリンク

このエントリーをはてなブックマークに追加