やる気スイッチについて

やる気スイッチとは?

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「やる気スイッチ」という言葉を耳にしたことがある人もいるかもしれません。実際にやる気が出るスイッチというものは存在するのでしょうか。もちろん、電気のスイッチのように意図的にスイッチを入れたり切ったりするわけではなく、脳内でやる気を促す部位があるかどうかということになります。実際、スイッチのようなものは存在していて、これが脳内にある「線条体」という器官になります。ここでは線条体について解説していきます。

線条体のメカニズム


線条体とは、脳にある終脳の皮質下構造として存在し、大脳基底核の主要な構成要素となっています。と説明をしてもなんだかよくわからないと思いますが、脳の真ん中あたりに存在し、左右対称に配置されている器官です。

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前頭葉や後頭部などとは場所を異にしています。従来は、この線条体は人の随意運動を司る器官といわれてきました。実際その通りで、ここが働くことによって、さまざまな運動→行動を行うことができます。激しい運動を行う際は、ここが活発化して身体の随意運動につながっているのです。そして、そのエネルギーとなるのが脳内の神経伝達物質の1つである「ドーパミン」です。ドーパミンの分泌が活性化すると、線条体も活発に働き人の行動を助けます。逆に、線条体が働かなくなってしまうと「パーキンソン病」になってしまします。

最近の研究で、線条体の活性化は、単に目に見える人の運動機能だけではなく、物事を「やろう!」とする行動を促す働き、つまり、「やる気」も湧き上がらせることがわかってきました。これが「やる気のスイッチ」として機能するというわけです。物事をやるためのタイミングも線条体によって決定されます。やる気のスイッチをONにするには、いかにして線条体を活性化するかにかかっているのです。

スイッチをONにするためには


何よりもそのエネルギーとなるドーパミンを増やすことが大切です。そのためには、運動をすることや自分をポジティブにとらえることが大切だといわれています。運動をすると、脳が「やる気がある」と判断し、より運動につながるドーパミンを分泌するようで、ほかの行動も積極的に脳にドーパミンの分泌を促すようです。ただし、完全なメカニズムはまだわかっていないとのことです。


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